症状から学ぶアロマテラピー講座:第一回目「循環器」の不調から学ぶアロマテラピー 授業レポートをお届け!
2019.06.03
実践力を上げたいセラピストの皆様へ
アロマセラピストとして日々、お客様を施術する中で、
「お客様の香りへの好みだけで精油を選んで、本当に役に立っているのかわからない」
「その日によって影響が違うので、何が作用したのか確信が持てない」
と、不安がよぎることはないでしょうか?
あともう少し、積極的に提案できる力があれば、と考えたことのある方も多いのではないかと思います。
そんな方におススメしたい、お客様のお悩みから、対応できる力を身につけていく新講座がこの令和元年5月の連休からはじまっています!
学びを重ねていくことで、実践的に使うことができ、お客様への満足度をUPすることができるようになりますよ!
今回は「症状別から学ぶアロマテラピー」の初回、循環器の不調から学ぶアロマテラピーの様子をレポートします!
「血行不良・冷え」「静脈瘤」「低血圧・高血圧」「動悸・不整脈」などにお困りの方に対応できる力が身に付きますよ。
循環器の不調に対応できる力を身につける!
血液循環は、身体のすみずみの細胞まで酸素や栄養を運び、また細胞が出す老廃物や二酸化炭素を回収するという役割を担っています。
心臓や血管などの循環器系の解剖生理は資格コースでも学びますが、最新事例を織り交ぜながら、セラピスト目線で各器官の働き方や対処法を学べるのが他にはないこの講座の大きなポイント!!
低血圧や高血圧、冷え症といった症状も、何が原因で引き起こっているのかによって対処法が変わります。その原因を見極めるためのポイントを学びます。
精油の選択も重要。症状別の適した精油も合わせてお伝えしました。
午後の実技は自律神経・冷え・むくみに対処するリンパや筋肉をとらえながら各部位の循環にあわせた、アロマケア方法と技術を習得していきます。
例えば、血液循環のとどこおりから起こる『冷え性』ですが、原因は様々あります。
末端が冷えるのか、内臓が冷えるのか細かく症状を見ていくことも大切です。
「神経系から」または「筋肉から」のアプローチをするのか、体を観察し、選択できる力を身につけていきます。
講師の下川路は実際のサロン現場ではお客様毎にトリートメントの構成を作ります。
その日の気持ちや体の状況、施術が終わった後どんな気持ちになりたいのか、はお客様によって違います。
一人一人の状態に合わせた構成で施術することで、満足度も格段に変わります。リピーターにもつながりますよ!
アロマトリートメントだけでなくケアに良く取り入れ、循環器に欠かせないリンパドレナージにも触れながら授業が進みます。
歩き方から脚の循環に影響する筋肉の動きを観察したりもしました。
血液の流れの滞りが起こりやすい原因を体感しながら学ぶことで、施術に活かしやすくなります。
資格コースでは解剖生理は認定試験のために覚えるだけでとにかく必死!
ですが、こうして細かな症状から身体の各器官を学ぶことでクライアントの本当の不調にも寄り添えることができますよ。
セラピストとしての立場と心構えがわかると、施術と対応に安定感が出る!
アロマセラピストは治療家ではありません。病気を治す、ということはできないのですが
アロマテラピーとトリートメントはその日一日を心地よく過ごすための手立てとなるものです。
アロマセラピストはその手法をお客様に提案し、お客様が、「アロマを取り入れて、自分の体を大切にしたいな」と思って頂けるよう案内するのが役目です。
お客様と接する限られた時間の中で、精油や体の知識、施術の技術、対応する際の言葉やしぐさ、お客様と一緒にいる時間を楽しめるかどうか、など様々なことが複合的に絡み合い、
お客様の満足度とつながっています。
今回の講義ではその中の一つ、知識や技術を高めてお客様にその症状の原因や施術内容をわかりやすく話せるようになることができるようになります。
説明がはっきりできると、心の余裕が生まれます。
セラピストとしての気持ちのコントロールも可能になっていきますよ。
最後に
体の様々なお悩みから紐解く「症状別から学ぶアロマテラピー」
理論と実技の2面から学ぶことができます。
秋冬の日程、神戸校の日程も発表されました!
お客様の満足度を上げたいセラピストの皆様、是非ご確認くださいね!