今日から使えるアロマの話

Aroma Stories

【シャネル流自分革命メソッド】魅惑のオーデコロンの作り方

こんにちは。キャラアロマテラピースクール 事務局のかおりんです。

今回は、世界的に有名なシャネルの事についての記事です。(もちろん最後にオリジナルレシピも公開しています。)

シャネルについて色々と調べていたんですが、実はブランドコンセプトや、彼女自身のことを全く知らなかった私…。始めは、「トンカビーンズって、あのシャネルNo.5に使われていたんだ~!」という、ちょっとした興味から始まったのですが、調べていくうちに、ココ・シャネル自体に興味が湧いてきて、ついには彼女に関する映画を観ることに(^_^.)

幼少の頃、孤児院に引き取られ、修道院で育った彼女の過去は、とても閉鎖的で孤独だったようです。しかし、そんな閉鎖的で、孤独な時代があったからこそ、独自の世界観や哲学を構築し、反逆心をファッションや美へのエネルギーに変えることが出来たのかなとも思いました。そう思うと、起こることはすべて必然なのかもしれませんね☆

今回は、そんなシャネルのお話から、魅惑のオーディオコロンの作り方まで盛り沢山!自分でオーディオをコロンを作りたいと思っているかたは、必読です。


新たな自分に生まれ変わる!シャネル流「自分革命メソッド」

「シャネルNo.5を寝る前に数滴。」

1950年代に活躍し、世界中の男性を魅了した女優 マリリンモンローの、この有名な名言をご存知の方も多いのではないでしょうか?

フェミニンで魅惑的なマリリンモンローをも虜にした香水、「シャネルNo.5」。生みの親でもある、ファッションデザイナーのココ・シャネルは、今に比べると閉鎖的だった、当時の社会情勢の中で生きる女性の、「もっと自由に開放的に生きたい!」という心の声を敏感に感じ取り、それに応える香りをシャネルNo.5に込めました。

そして、数々のチャレンジに挑むことで、人々の気持ちを鼓舞させ、世界を動かしました。

美しい女性は、常にチャレンジし続けている!
シャネルNo.5が起こした革命の数々。

彼女が目指したものは「女性の香りがする、女性のための香り」。いかに女性本来の魅力を引き出すか。そのために、彼女はインスピレーションを頼りに、様々な挑戦をしていきます。

まず、単一の植物を使ったシンプルな香水が主流だった、当時の流行に挑みました。ジャスミン、イランイラン、ベチバー、サンダルウッド、ネロリ、
そして以前のメルマガでもご紹介したトンカビーンズなど、約80種ものエッセンスをふんだんに使用し、華やかで奥行きのある香りを表現しました。

香水の制作に携わった、当時のロシア宮廷専属の調香師でもあった、エルネスト・ボー。

シャネルNo.5の主席調香師であり、新しい香りの創造者であったにもかかわらず、それを自負するほどシャネルの完璧なセンスに衝撃を受けたそうです。

彼女の「革命」は、香りだけには留まりませんでした。

名前にある「No.5」というネーミングは、センチメンタルなネーミングが多かった当時の流行を過去のものにしてしまいました。ネーミングの由来は諸説あり、いくつかある試作品の中の5番目だったという説や、彼女自身のラッキーナンバーだったとも言われています。

また、ボトルの形にもシャネルNo.5が、長く愛される秘密が隠されていました。シンプルで、ピュアな形のボトルは、凝ったデザインが多く出回っていた当時としては革新的でした。流行に左右されないその形は、「余計なものは一切排除し、身につける人の本来の美しさを引き立たせる。」という彼女自身の哲学を表現したかのようです。

そして、その哲学こそが、長く愛され続けるシャネルの法則なのかもしれません。ちなみに、ボトルのストッパーは、シャネルの拠点でもあった、
パリのヴァンドーム広場の形になっているそうです!そして、広告の打ち出し方もシャネル流!

シャネル自ら宣伝モデルに!

そうなんです!なんとシャネル自ら宣伝モデルになったのです!華やかで大胆な、しし座の女性ならではですね。女性が社会に出て働くという概念が根付いていない社会に、反逆心をクリエイティブなエネルギーに変え、世の中を動かしたココ・シャネル。今こうして、女性が自由に人生を謳歌できるようになったのも、パイオニア精神旺盛な彼女のような人たちの恩恵なのかもしれませんね。

皆さんも、この春何かにチャレンジして、「自分革命」を起こしてみませんか?

魅惑のオーデコロンを作るための魔法のレシピ大公開!

キャラのベテラン講師オススメする「フェミニンな女性に生まれ変わる!」魅惑のオーデコロンを作るための魔法のレシピ大公開します。パリコレが開催される、ファッション最先端の国フランスでは、ファッションの一部として、香りを身にまとう文化が根付いています。香りが重宝されるフランスでは、一流の調香師を、敬意を称してフランス語の「鼻」を意味する「nez(ネ)」と呼んでいるそうです。

今回は、「アロマブレンドデザイナー講座」を担当する和田先生に、オリジナルオーデコロンのレシピを作っていただきました!ブレンドのテーマは、「フェミニンな女性に生まれ変わる」です!

「フェミニンな女性に生まれ変わる」和田先生オリジナルオーデコロンレシピ

  • ベルガモット 8滴
  • ゼラニウム 4滴
  • ネロリ 2滴
  • トンカビーンズ 2滴
  • ハニーサックル 2滴
  • ローズオットー 1滴
  • サンダルウッド 1滴
  • エタノール 15ml
  • 精製水 5ml

~和田先生からのコメント~

「桜咲く頃にシフォンのスカーフを纏って軽やかに歩く女性のイメージしたブレンドにしました(^^)」 このレシピを作成するにあたって、和田先生が香りを作って下さいました!実際に、香りを纏ってみると、深みのある大人の女性の香り(*^_^*)

しばらく経つと、更に熟成した香りになり、仕事中にもかかわらず、余韻に浸ってしまいました☆ちなみに、シャネルNo.5に含まれ、和田先生のお気に入り精油のトンカビーンズもブレンドに含まれています♪

最後に…アロマブレンドデザイナーとは?

今回の記事で説明したように、アロマブレンドデザイナーになり香りのクリエイターになりたいと思いませんか?

アロマブレンドデザイナーとは?

精油を組み合わせてブレンドすることで、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。このアロマブレンドデザイナーになるには、「AEAJアロマブレンドデザイナー資格対応講座」の受講がオススメです。

こんな方が特に受講をおすすめします。

  • オリジナルの香りによる空間芳香や、フレグランス作りを楽しめるようになりたい
  • 教育の場や、トリートメント時にブレンドの知識を活かしたい

詳しくは、こちら