今日から使えるアロマの話

Aroma Stories

アロマテラピーを周りの人に教えられる資格\AEAJアロマテラピーインストラクター/

「アロマテラピー」に興味を持ったきっかけは皆さんそれぞれ。

もともと「香り」というものに興味があった方や、眠るときにリラックス目的でアロマを使っていた方友人がアロマ好きで勧められた方アロマサロンでトリートメントを受けて気持ち良かった方…などなど。

少しずつアロマテラピーというものを調べたり、お店で香りを試したりしていくうちに、「アロマって面白い!楽しい!」とワクワクしてきます♪
インターネットで精油の名前を調べれば、使い方や香りのイメージなどさまざまな情報が出てくるので、最初はそういったネットの情報や本を買って自己流で始める方が多いです。
そして家族や友人にアロマをオススメしていくうちに「きちんとした情報を知りたいな」「なんだかアロマは奥が深そうだな」「こういう時は何の精油がいいんだろう?」とドンドン興味が湧いてきます。

「さて。アロマテラピーをきちんと学ぶにはどうしたらいいんだろう?」

そんな疑問がふと浮かび、また調べていくうちに、アロマの世界にはいろんな学び方があることにたどり着きます。
「せっかくだから資格をとろうかな」となっても、横文字だらけの協会名と資格名がごっちゃになって\何からやったらいいのかサッパリ!/となる方も…。

でも「私がアロマで癒された経験」をもっと膨らませたい、知りたい、伝えたい。気持ちに蓋をすることはできません。
興味があることを調べたり学ぶのはワクワクして楽しいですよね。

もしあなたに「アロマテラピーの素晴らしさを周りに伝えて広めていきたい」という思いがあるのであれば、オススメの学び・資格があります。
それが「AEAJアロマテラピーインストラクター資格」です。
具体的にどんな学びをして何を認めてもらえる資格なのかご案内します♪

AEAJアロマテラピーインストラクターの勉強って何をするの?

アロマテラピーとは?というところから学びをスタートしますので、アロマの歴史や、精油の種類、使い方、安全性、抽出方法など学ぶ内容は多岐にわたります。

ちなみにアロマテラピーの学びは意外と奥深く、かつ「理系」の側面も大いに含みます、というと大抵皆さん驚かれます。

例えば、スイート・オレンジ精油について学ぶ場合、最初は「いつも食べるオレンジと同じ匂いがする!」とそのフレッシュな香りにびっくりします。
精油っていうのは本当に植物そのものなんだなと意識する瞬間です。

そして、このスイート・オレンジ精油はオレンジの皮を「圧搾法」という手法をつかって採られたものだと学びます。
柑橘系の精油はほとんどがこの方法で作られており、絞って精油を採るので不純物が少なからず混じることから、使用期限は開封後半年が目安とされています。

ほとんどの方が好きな香りなので老若男女比に較的受け入れられやすく、気分をリフレッシュ、もしくはリラックスしたい時にオススメ。
しかも柑橘系なのに光毒性がないので体にも使えてとっても便利な精油!

なるほどなるほど~!とこの辺りまでは分かりやすく、本を読めば理解できますし、自分でアロマを楽しむ分には十分な知識です。
アロマテラピーの最初の学びはこのような内容を各精油ごとに知っていき、基礎知識を身につけていきます。

土台となる基本の知識を身につけたあと、さらに何を学んでいくかというと、例えばスイート・オレンジの香りは揮発速度が速いことを知ります。
いわゆるトップノートに分類される香りで、ブレンドすると香りの最初の印象を担う役割です。

では、なぜスイート・オレンジ精油は揮発速度が速いのでしょうか?
これを知るには、スイート・オレンジ精油がそもそも何からできているのかを知る必要があります。

そう、精油の学びの次のステップは「成分」です。

精油は、そもそも植物が二次代謝産物として作り出した「有機化合物」の一つ。
有機化合物とは炭素原子に水素原子が結合した構造を基本骨格としている化合物のことです。
精油はいろんな種類の「有機化合物」が集まってできた「混合物」なのです。

成分を学ぶと、スイート・オレンジに含まれる代表的な成分「リモネン」が「モノテルペン炭化水素類」であることを知ります。
「モノテルペン」は比較的分子量が小さいため揮発性が高いことから、これを多く含むスイート・オレンジ精油がさっさと揮発してしまう理由に納得がいきます。

今までだと「柑橘系の精油は揮発速度が速い」としか言えなかったですが、「スイート・オレンジ精油に多く含まれるリモネンの分子量が小さいから揮発速度が速い。このことから同じようにリモネンを多く含むものはトップノートに分類される」と、根拠を持って精油を説明することができるようになります。

このように、「何となく知っている知識」を「人に説明できる知識」に固めていくのが、アロマテラピーの勉強ともいえるのではないでしょうか。


また、アロマテラピーを学ぶ理由の一つに「健康維持」を挙げる方も多いと思います。

ちょっと気分がもやもやするときにアロマで気分転換したい、月経の痛みを和らげたいなど。
家族や友人がそういったことで悩んでいたら力になってあげたいとも思う方も多いでしょう。

しかし、アロマは薬ではありません。
「病院にかかるべき」事態をアロマで解決しようとしてはいけません。
アロマテラピーでできることと、できないことを理解しておくのは大切です。
正しい知識を持つ、間違ったことをしない、きちんと線引きをする、というのもアロマテラピーを学ぶ上では重要になってきます。

もちろんアロマテラピーを「楽しみながら日常に取り入れる」方法もたくさん学ぶことができます。
アロマクラフトを作って飾ったり、ハウスキーピングにアロマを用いたり、手作り化粧水を作ったり。

手軽に香りを日常に取り入れられるのはアロマの魅力の一つ!
こういうアロマテラピーの楽しみ方を覚えておくと、ふと息抜きした時にあらためてアロマの素晴らしさを実感することができます。

アロマ以外の学びもあるの?

先ほどまでは精油の話だったので「まさにアロマの勉強」という感じでしたが、アロマテラピーの学びでもう一つ関係してくる大きな学問は「解剖生理学」です。
「アロマなのに解剖生理学!?!?解剖生理学って何ですか?」という方も多いですが、とても大切な学びです。


アロマテラピーは「私たちの心と身体の健康維持」のために使うものです。(治療ではありません)
ということは「健康」がどのような状態であるのかを知っておく必要があります。

私たちの身体は体内環境を一定の範囲で「維持」しようとするしくみが備わっています。
これを「ホメオスタシス(恒常性)」といい、これを維持するために深くかかわっているのが「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」の働きです。


例えば、「風邪をひいて熱が出る」というのは免疫システムが頑張ってウイルス戦っているのはなんとなく想像がつきますね。
でも、もし身体が「健康」であれば、そもそも熱が出るほど悪化する前に、免疫システムが頑張ってくれるはずです。

発熱までに至らないようにするには「免疫力を高い状態」に維持しておく必要があります。
免疫力が低下してしまう原因はいくつかありますが、例えば大きなケガをした時は、ケガを回復するために免疫システムが体内で炎症を起こします。
この炎症反応が過剰に働かないようにするために、「免疫力を抑制するホルモン(内分泌)」が分泌されます。
免疫力が抑制されているため、結果、風邪をひきやすくなります。

他にも、ストレスのせいで常に自律神経の「交感神経」が優位になっていると、交感神経は血管を収縮させるので血流が悪くなり、さらに粘膜からの病原体の侵入を防ぐ「免疫グロブリンA」の分泌量が、ストレスを感じることで低下するといわれています。

このように、「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」は絶妙なバランスで私たちの身体の「恒常性」を維持しようと頑張ってくれているのです。

「解剖生理学」とは、まさにこういった「身体のしくみ」を学ぶこと。
他にも皮膚の構造や、香りを認知する仕組み、神経の話などが出てきますが、どれも根本的な話であり、私たち人間の身体がどれだけ素晴らしいシステムで維持されているのかを実感することができます。

アロマテラピーはこれら心身のバランスを取り戻す手助けをしてくれるツールの一つであることが見えてきます。

一見すると「なんでアロマの勉強で解剖生理学を学ばなければいけないの?」と疑問に思うかもしれませんが、こういう理由があると分かった上で解剖生理学に取り組むと、とてもすんなり入ってきます。
また、健康維持のためには、食事、運動、睡眠といった知識も欠かせません。

今後周りの人にアロマを使って健やかな生活を送るためのアドバイスできるようになりたい場合は、この辺りの知識はしっかりと身につけておく必要があります。

周りの人にアロマテラピーを伝える力を身につける

AEAJアロマテラピーインストラクター資格の学びの中には、「講座の企画」をするレッスンが含まれています。
資格の名前の通り、誰かに教える事ができるようになるためには、知識面以外にも、押さえておくべきポイントがたくさんあります。

「講座の企画」「講座計画書の書き方」「準備物」「注意事項」など、いざ実践しようと思うと意外と戸惑ってしまうことを、授業の中でシミュレーションできます。
「もし私だったらこんなアロマ講座をこういう人たちに向けてやりたいな」という夢をすこし具体化するイメージです。

架空でも、いざタイムテーブルを書いてみると「意外と時間が足りないかも…」となったり、準備物を洗い出してみると結構な量になったり…。
こんなにいっぱい材料費がかかるんだったら講座料金はもう少し高い方がいいのかな?なんていう計算も…笑

当日の声や話すスピード、表情なんかも、言われてみると自分のクセって何だろう?と振り返るきっかけになります。
また、精油を使うということで参加者の安全性は確保する必要があります。
注意事項をきちんとお伝えし、事故やトラブルが起こらないようにするのも主催者の責任です。

大切な事だけど、意外と見落としがちな事もしっかり授業の中でお伝えし、実践に向けての準備をすることができる、そんなカリキュラム内容になっています。

AEAJアロマテラピーインストラクター資格の活かし方

アロマテラピーを普及させる活動や、周りの人に伝えていく活動をすることは、特に資格は必要ありません。
でも、友人以外の方にアロマを伝えていきたい、ボランティアで香育がしたい、となったときに「資格」があるととてもスムーズです。
何をどこまで勉強した人なのかな?というのを一言で表すことができ、資格を持っているということは信頼にもつながります。

また、AEAJという団体は日本で一番有名なアロマの協会。
環境省が唯一認めているアロマの公益社団法人ですので、その説明をするだけでもこの資格の権威性は伝えられます。

資格を取得したあとの活動の仕方はまさに自分次第。

・アロマショップで専門知識を用いた接客
・ネットショップでアロマ商材を取り扱う
・自分で講座を開いてアロマ普及活動をする
・ボランティアで香育を子供に教える
・カウンセラーの現場で香りを活用する
・アロマクラフト講座の開催
・ブログやSNSでアロマテラピーの発信 など

他にもあなた次第でどこまでも広げる事ができます。

資格は取得してからがスタート!
「自分が味わったアロマテラピーの素晴らしさを周りの人にも伝えていきたい」その最初の思いを大切に、活動してほしいと思います。

AEAJアロマテラピーインストラクター資格の取得方法

かなり専門的な事を学んだ事を証明する資格であるため、取得までには段階を経る必要があります。

スタートは「アロマテラピー検定1級」の合格から!
そして「アロマテラピーアドバイザー」資格を取得し、「アロマテラピーインストラクター」へ進みます。


この先はトリートメントを提供する「アロマセラピスト」の道や、より香りを極めるために「アロマブレンドデザイナー」へ進む方もいます。
また「アロマハンドセラピスト」はキャラの場合1日で学べるので、インストラクターの方もタッチングの大切さを伝えるために取得する方が多いです。

AEAJで試験を伴うものは毎年2回の受験チャンスがあります。
タイミングを逃すと次回チャレンジまで結構時間が空いてしまうこともあるので、計画的に勉強を進めていく必要があります。

キャラアロマテラピースクールでは、アロマ初心者からAEAJアロマテラピーインストラクター資格取得を目指す方のための専用コースを設けています。

7日間のフルオンラインレッスンで、なんとすべてご自宅から受講が可能です。
精油付き教材をご自宅にお届けし、リアルタイムで講師と繋がってのアロマレッスン。

クラスメイトは全国から集まっており、みんなと繋がれるオンラインコミュニティもあります。
オンラインレッスンでも同じ合格を目指す仲間を作ることができるので、皆で情報交換、励ましあいながら頑張ることができます♪

さらに、難しい解剖生理学などの学びはオリジナル授業動画を撮影しているので、「録画で何度でも受講」することが可能です。
この録画動画は隙間時間に学びを進められるよう、約15分ずつの動画に編集しています。
AEAJの試験当日までいつでも好きな時に見ることができるので、ぎりぎりまで復習することができます。

しかもキャラでアロマを教える講師は全員AEAJアロマセラピスト、もしくは国際ライセンスを取得しています。
長年多くの生徒さんを合格に導いてきたプロがお伝えするのでご安心ください。


もし、少しでもAEAJアロマテラピーインストラクター資格に興味を持ちましたら、ぜひコースの紹介ページをご覧ください。

キャラで新しい一歩を踏み出しませんか?一緒にアロマテラピーを広めていきましょう♪