スタッフを雇ってサロンを開業。
経営者としての自覚が生まれました。

中谷志奈子さん

サロン 開業

<元アパレル会社勤務>

  • Q.キャラに通っていたときのお話を教えてください!

    中谷志奈子さん

    キャラを卒業したら将来「絶対にサロンを開業する!」と決め、前職で働きながら通っていました。途中仕事が忙しくて思うようにスケジュールが組めず挫けそうになることもありました。でも、先生方や一緒に学ぶ仲間からの応援や刺激を受けながら、夢を叶えるために根気強く通い続けました。
    キャラでのエピソードで心に残っているのは、卒業テストがとても難しかったこと。実技のテストは緊張して手が震えていました(笑)。それに、現在サロンではアロマオタクのように90種類を超える精油を扱っている私ですが、様々な精油を配合するブレンディングも苦手だったんです。それでも、絶対に夢を叶えるんだという想いを強く持ち、いつか開くサロンで多くの人たちに喜んでいただける日が来ることを想像しながら、自分自身を奮い立たせて勉強に励みました。

  • Q.経営者として心がけていることは何ですか?

    中谷志奈子さん

    現在はスタッフを抱えて夢だったサロンを開いています。開業してから5年経ち、現在の課題はスタッフの教育。というのも、数年前にスタッフを雇い始めた頃、お客様が激減してしまうことがあったんです。その原因は一人ひとりのスタッフのモチベーションの偏りによるもの。今までは私一人でお店を開き、お客様とコミュニケーションを取りながら丁寧な施術と接客を心がけていました。しかし、その想いがスタッフに伝えられていなかったのだと思います。
    そのことがあってから、経営者としての責任を強く感じるようになりました。お店を続けていくためには、経営者の顔とセラピストの顔、どちらもなくてはならないのです。
    今は「ここに来てくださったお客様にどうなって帰ってもらいたいか?」という具体的なビジョンと、お客様への声の掛け方や姿勢、立ち居振る舞いなど、いつも私が大切にしていることをできるだけ言葉にしてスタッフに伝えています。伝え続けなければ、大切なお客様を失ってしまうことにもなりかねません。これまでは自分のスキルアップのために勉強し、自分で行動すれば良かったのですが、人に伝えるということは本当に難しいと感じています。
    しかし、経営者として自分が開いたお店をいつまでも続けていくことが私の責任です。お店を必要としてくださっているお客様のためにも、想いを共有できるスタッフを育ててお店を守り続けていきます。開業してからもずっと勉強をし続けていますが、私の勉強はまだまだ続いていくようです。

  • Q.今後の目標は何ですか?

    中谷志奈子さん

    アロマと出会う前は、当時の仕事をしながら「このままでいいのかな?」と悩んでいました。そして「人を癒す仕事っていいな」という思いが芽生え、アロマを学び始めました。学んでいくうちにいつのまにか「人の役に立ちたい」という想いがどんどんふくらんでいることに気がつきました。
    そんな思いがあり、現在はサロンを経営しながら、介護の現場でアロマを伝えるボランティアの活動もしています。高齢者の方にハンドマッサージをしたり、その方を支えるご家族様も癒せればという想いで、自宅で簡単に作れるアロマスプレーやクリームなどの作り方をお伝えしています。また、これから私が一番力を入れていきたいのは「アロマを勉強してみたい」という方にアロマの基本を教えること。いつか私が教えた人の中からセラピストになる人が現れて、世の中にもっと人を癒せる人が増えるといいなと夢見ていたりもしています。私はアロマが本当に大好きです。人を癒すことができるし、その笑顔が伝染して私自身も幸せな気持ちになれるから。これからも自分が一生続けるライフワークとして、いろいろな場所でアロマを広めていきます。

HISTORY

  • 2009年入校

  • アロマ理論・アロマ実技 受講

  • 追加受講

    アロマ実技上級コース/AEAJインストラクター資格対応コース/AEAJアロマセラピスト資格対応コース/ヘッドマッサージ/ハーブ講座