下川路さやか
SAYAKA SHIMOKAWAJI
スキーインストラクター、介護職を経てアロマセラピストに。2011年より日本代表選手が多く在籍する女子サッカーチーム「INAC神戸レオネッサ」のアロマケアを担当。
20代後半、スキーのインストラクター、そして介護職を経て「健康に関わる仕事」「自然と関わる仕事」に就きたい、という思いが膨らみアロマテラピーを学ぶことに。いろんなスクールの説明を聞きに行った中でも、キャラのスタッフの温かさと誠実さに惹かれ入学しました。そこで学んだ『植物の香り』や『人の素手で癒す』『ホリスティックセラピーという考え』は、当時の私にはあまりにも魅力的で、一気にアロマの世界にのめり込んでいきました。卒業後はセラピストとして活動した後、しばらくしてキャラへ講師として戻ってきました。そこから数年経った頃、「スポーツの業界でアロマを」と声をかけていただいたことをきっかけに、アスリートへのアロマケアをスタートさせました。ストレス緩和や疲労回復など、心身の調整に役立つアロマの特性は、アスリートのコンディショニングに活かせると微力ながら実感していくことができました。
アスリートへのアロマケアを通じて、改めてアロマの心身への影響に気づかされることも多く、アロマ業界以外の世界を知ったことでさらに深く筋肉や神経などの勉強、コミュニケーション力の必要性も痛感しました。経験を重ねて今でこそいろんなことがわかるようになってきましたが、私もまったくの未経験からアロマを学び始めて、ここまで何度も進むべき道に迷ったり、壁にぶち当たったりを繰り返してきました。だからこそみなさんに伝えられることがたくさんあります。現在は今まで学んできたことやアスリートの現場での経験を生かして「本当の意味でクライアントのニーズに応えられるセラピストを育成したい」と強く思うようになり、現役のアロマセラピストがスキルアップできるコースやIFA国際ライセンスコースのカリキュラムを「キャラに通う受講生の方の想いを形にしたい」という気持ちで担当させていただいています。
アロマテラピーにおける「植物の香り」と「人の手」は、本当にすばらしい力を持っていると信じています。
子どもから高齢者の方まで、たくさんの方に実践していただけるアロマテラピーを発信し共有できるセラピストや講師を一人でも多く育成していきたい。そしてアロマテラピーが多くの人の生活の中に根付くものになればいいなと思っています。
私自身もアロマテラピーに関わるようになり、「知らないことを知る楽しさ」や「年を積み重ねていくほどに成長していけるという実感」を日々味わっています。
大好きです。殺菌効果・免疫向上効果を持ち、心と体を健康に保ってくれる香りです。